食材食品ネット
セロリ
スポンサーリンク
英名 | celery |
科名 | セリ科 |
別名 | セルリー・オランダミツバ |
原産地 | 北欧、南ヨーロッパ |
セロリは南ヨーロッパや北欧が原産です。
紀元前から臭い消し、古代ローマでは整腸剤、強精剤などで利用されていました。
薬草としてフランスから中国へ、そして戦国時代の15世紀に日本へ渡ってきました。
野菜として使われ始めたのは17世紀に入ってからのことです。
セロリの薬膳としての効能は清熱作用で体の熱を冷ますことで、気の巡りがよくなります。
これにより、ストレスによるめまい、高血圧の改善、むくみの解消などにも効果的です。
また、セロリにはカミツレと同じ成分が含まれており、リラックス効果もあります。
セロリの香りには、ストレス緩和させる成分があるので、情緒不安定な月経前などに食べると良いでしょう。
捨ててしまいがちな葉もしっかり食べましょう。
セロリは葉の色によって白、赤、黄、中間、緑などの品種に分けられ、日本で最もポピュラーなのは中間種です。
茎が肉厚で太く、香りも少ないことが広く受け入れられた理由でしょう。
代表種にコーネル619があります。
ちなみに、香りの強さを求める傾向にあるアメリカでは、緑色種が圧倒的です。
このアメリカ系のセロリは日本でもグリーンセロリの名で売られています。
かつての日本の代表品種。
茎が広く厚みがなく、繊維質が多い。
茎葉が濃い緑色で茎の肉が厚く、繊維質が少ないく、独特の香りが強い。
アメリカで人気。
トップセラーなど。
大きくなる根の部分をスープなどに使う。
中国セロリ。
炒め物などに使う。
セロリは特有の香りとサクサクした歯ざわりのよさが身上なので、筋を取って生のままきざみ、塩やドレッシング、マヨネーズをつけて食べるほか、甘酢漬けにしても美味しいです。
その他、スープにや炒め物に利用します。
葉の部分は煮込み料理の香りづけに使用します。
内側に丸まった茎が肉厚のものがよい。
株の内側が黄白色のもの。
葉が黄色くなったものは古い。
茎と葉とに分けて新聞紙などに包み、野菜室に立てた状態で保存する。
しんなりしてきたら氷水などに根元をつけるとシャキッとする。