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レタス
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レタスの原産地については諸説ありますが、近縁の野生種が、ヨーロッパの温暖地域、地中海沿岸、コーカサス、インド、シベリアと広い地域に分布します。
日本でレタス(結球種)が野菜として本格的に栽培が始まり、一般に普及するのは1960年以降です。
ちなみにレタスの名はラテン語のlactuca(lacは牛乳の意味)に由来しています。
切り口から白い汁がでるためで、和名のちしゃも乳草がつまってちさになり、ちしゃとなりました。
葉の形状などの違いにより、玉レタス、葉レタス、立ちレタス、茎レタスの四つに分けられます。
日本で最もポピュラーなレタス。
結球性のレタスで最も多く出回っているレタスです。
シャキシャキした歯ざわりのよさが身上です。
単にレタスと呼び親しんでいますが、正式にはクリスプレタスと言います。
近年市場でよくみるテルミーレタスも玉レタスの仲間ですが、巻きが弱い種類です。
葉先が開き加減ですが、肉厚はクリスプレタスと同様厚めです。
また、サラダ菜も同じ仲間で、葉の表面が滑らかで光沢があり、バターヘッドというタイプの玉レタスです。
サラダ菜より肉厚のバターレタスもこのタイプです。
結球しないレタスで、葉肉が薄く、やわらかいのが特徴です。
また、幅広の葉の表面が縮れて波打っています。
プリーツレタスは葉に大きな切れ込みがあり、波打っているのが特徴で葉の縮れ具合が大きい。
葉が長めの楕円形で、しまりの緩い結球タイプのレタスです。
コスレタス、ロメインレタスの名で売られています。
楕円形の葉は肉厚で歯触りがよい。
かすかな甘みと苦みがあります。
結球しないタイプで葉は長めの楕円形です。
中国野菜のセルタスがこれにあたります。
掻きとった若い葉と、太らせた茎を食べます。
ちしゃとうも同じ仲間です。
色は淡いグリーンで芯の方まで色づいているもの。
芯の大きさが10円程度のもの。
大きいものは収穫遅れ。
芯の色が白くみずみずしく弾力のあるもの。
赤茶に変色しているものは、鮮度が落ちています。
芯を手でくり抜き、底から水を流し込みながら洗う。