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トマト
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英名 | Tomato |
科名 | ナス科 |
別名 | 赤茄子、蕃茄、小金瓜、珊瑚樹茄子、唐柿 |
原産地 | 南アメリカ(ペルー、エクアドル) |
トマトはナス科の野菜で温帯では一年草ですが、熱帯では多年草です。
原産地の南アメリカ(ペルーあたり)からヨーロッパにもたされ、イタリアをはじめとする地中海地域の料理に取り入れられて普及しました。
日本には江戸時代に伝わったとされ、長い間観賞用とされていました。
食用としてポピュラーになったのは明治以降です。
以前、日本では生食が中心でしたが、近年では加熱する調理法が親しまれています。
トマトを水に入れると浮くものと沈むものがありますが、その差は糖度です。
糖度6をボーダーラインとして、それ以上のものは沈み、6未満のものは浮きます。
実は多くの人が美味しいと感じるのは糖度6以上のトマトです。
外観はすべて赤く、完熟しているように見えるトマトの糖度が異なるのは、収穫の時期が違うからです。
完熟する前に収穫したトマトは、数日置いておくと色は赤くなります。
ところがトマトの糖度は枝についたまま完熟することで高くなるため、完熟前に収穫すると、糖度は収穫時以上には上りません。
最近は品種改良が進み、枝についたままで、かなり熟してから収穫し、流通させることができるようになりました。
それが「完熟トマト」です。
夏の暑い時期には、傷みを防ぐために早めに農家で収穫されることが多いため、甘みやうま味が十分でないトマトが出回りやすい。
青いものは未熟なので、室温で風通しの良いところで追熟させます。
早取りされたトマトは糖度が高くなくても、夏の果実にはビタミンCが多く含まれています。
一方、春先のトマトはゆっくりと完熟させたものを収穫します。
トマトの旬は夏なのですが、実は甘くておいしいトマトを食べるのなら春なのです。
トマトは調味料としても優秀な食材です。
トマトに含まれるうま味成分グルタミン酸、胃液の分泌を促進させる酸味成分クエン酸、リンゴ酸などが、食欲を増進させ、疲労を回復させます。
トマトは大きさ、色もたくさんの種類があり、サラダやイタリア料理に欠かせません。使い勝手のよい野菜なので、毎日のレシピに取り入れましょう。
リコペンはトマトに含まれる赤い色素で、カロテノイドの一種です。
ニンジンやカボチャに多く含まれる黄色の色素β-カロテンと同じ仲間です。
抗酸化作用が強く、抗がん作用が高いと言われています。
品種によらず、夏から秋に出回るトマトは特に味が濃く冷やして食べるには最適です。
少なくなったとはいえ、露地物のトマトも美味です。
ミニトマトは、形の可愛らしいさ、彩り美しさの点で前菜やサラダに向きます。
真っ赤に熟した完熟トマトが、やわらかくなりすぎて安売りされている場合があり、こうしたものはスープや煮込み料理、ピューレやトマトソースなどに使うと良いでしょう。
また、輪切りにしてバターで炒めたり、刻んだものを玉ねぎと一緒に炒めてオムレツの具にしても美味しいです。
トマトはソースに欠かせない旨み成分であるグルタミン酸を多く含んでいます。
このグルタミン酸は、魚介類や肉類のもつ旨み成分イノシン酸と合わさることで相乗効果となって何倍もの旨さになります。
トマトは果皮の色から桃色種と赤色種に分けられ、この色は収穫時の果実の色ではなく、両者とも熟すと同じ色に見えます。
欧米では赤色種が多く、日本では桃色種で、赤色種はミニトマトくらいでしたが、赤色種も少しずつ増えてきました。
現在市場に出回っているのは一般的な丸玉、熟してから収穫できる桃太郎などの丸玉、果頂部が尖ったファースト、糖度が高いフルーツトマト、そしてミニトマト類などがあります。
丸玉トマトには多種の品種があり、味も香りも少しずつ違いますが、外見上だけで品種による買い分けは難しいでしょう。
1984年に品種改良から作られ、現在日本の多くのシェアを持つ人気品種です。
完熟で甘みが強く、酸味も適度にあります。
桃太郎などの完熟型が普及する前の代表的品種です。
果肉部分が多くて甘い。
水をほとんど与えない方法で栽培されるため、シュガートマトと言われるほど糖度が非常に高く甘い。
高級品種。
かつては飛行機の機内食用に栽培されていたものが、家庭菜園などで気軽に作れることから急速に普及、今では丸、洋なし、スモモなどの形や、赤、黄、橙など様々な色のものまで作られています。
1~2日目:ポリ袋やラップをして冷蔵庫へ。
3~5日目:乾燥しないように空気穴を開けます。
6日以上:ヘタをくり抜いて冷凍保存。1ヶ月を限度に、ソースなどに使用する。
| ¥2580 | |
| ¥2800 | |
| ¥2380 | |
| ¥520 | |
| ¥120 |