ビタミンB2
ビタミンB2は、脂質とタンパク質の分解に働きます。
ビタミンB2は、細胞の再生を助けて成長を促し、健康な髪や肌をつくり、口や目などの粘膜を保護する重要な働きがあります。
口内炎やニキビはビタミンB2不足のサインと言えるでしょう。
また、活性酸素によって脂質が酸化してできる過酸化脂質を分解する働きもあります。
予防のためにも、進んでビタミンB2を取りましょう。
ビタミンB2の効果効能・働き
- 脂質の代謝を促進し、糖質の代謝にもかかわる。
- 皮膚、髪、爪を作ります。口内炎や唇、舌の炎症を治します。
- 目にエネルギーを供給して、視力を向上させ、目の疲れをとる。
- 薬物や毒物の代謝(解毒)作用があります。
- 全身の成長と細胞の再生をサポートする働きがあります。
- コレステロールを減らし、動脈硬化症を予防します。
ビタミンB2の含有量が多い食品(100g相当)
レバーやうなぎ、乳製品など動物性食品に豊富です。
納豆のビタミンB2は、納豆菌が作り出しています。
肉類
- 豚レバー…3.60mg
- 牛レバー…3.00mg
- 鶏レバー…1.80mg
魚介類
- うなぎの蒲焼き…0.74mg
- イワシの丸干し…0.41mg
- カレイ…0.41mg
- ブリ…0.39mg
- ホタテ…0.29mg
その他
- 納豆…0.56mg
- 卵…0.43mg
ビタミンB2の効率的な取り方
ビタミンB1と同様に、体内に蓄積できないので、毎日補給する必要があります。
通常の食事だけでは必要量に満たないことが多いので、特に外食の多い人は、ビタミン剤などで補うのも良いでしょう。
大量に補給しても、過剰症や副作用の心配はありません。
こんな方にビタミンB2は必要
ビタミンB2は、肉、魚、卵、乳製品に多く含まれます。これらをあまり食べない人はビタミンB2不足になりがちです。
ビタミンB2はビタミンB1の働きとも密接に関連しており、B1が大量に消費されるときに、B2不足になることがよくあります。
ですから、、スポーツや仕事で肉体を酷使する人や、甘いものをよく食べる人、酒量が多い人も、B2不足に気をつける必要があります。
この他、潰瘍のある人や、糖尿病患者、、ストレスの多い人も十分に補給するようにしましょう。
ビタミンB2を過剰に取ると
- 過剰症は認められていません。
ビタミンB2が不足すると
- 目が充血したり、、角膜炎を引き起こします。弱い光でもまぶしく感じたり、目がかすみます。
- 口内炎や口唇炎など、口腔内や唇、舌に炎症が起こります。
- 皮膚病にかかりやすくなります。小鼻のまわりに脂がにじんだり、鼻に赤く毛細血管が浮いてきます。
- 肛門や陰部がかゆくなったり、ただれることがあります。
- 成長期では、全身の成長障害を引き起こします。
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