レタス

レタスの原産地については諸説ありますが、近縁の野生種が、ヨーロッパの温暖地域、地中海沿岸、コーカサス、インド、シベリアと広い地域に分布します。

日本でレタス(結球種)が野菜として本格的に栽培が始まり、一般に普及するのは1960年以降です。

レタス

ちなみにレタスの名はラテン語のlactuca(lacは牛乳の意味)に由来しています。
切り口から白い汁がでるためで、和名のちしゃも乳草がつまってちさになり、ちしゃとなりました。

レタスの栄養・カロリー・食品成分(可食部100g当たり)

カロリー・エネルギー12Kcal
50KJ
水分95.9g
タンパク質0.6g
脂質0.1g
炭水化物2.8g
灰分0.5g
ナトリウム2mg
カリウム200mg
カルシウム19mg
リン22mg
0.3mg
ビタミンAカロテン240μg
レチノール当量40μg
ビタミンB10.05mg
ビタミンB20.03mg
ナイアシン0.2mg
ビタミンC5mg
飽和脂肪酸0.01
食物繊維総量1.1
食塩相当量7.1

レタス


レタスのカロリー

  • 12kcal(100g)
  • 59kcal (M1個 490g)

レタスの種類・品種

葉の形状などの違いにより、玉レタス、葉レタス、立ちレタス、茎レタスの四つに分けられます。

レタス

日本で最もポピュラーなレタス
結球性のレタスで最も多く出回っているレタスです。
シャキシャキした歯ざわりのよさが身上です。
単にレタスと呼び親しんでいますが、正式にはクリスプレタスと言います。

玉レタス

近年市場でよくみるテルミーレタスも玉レタスの仲間ですが、巻きが弱い種類です。
葉先が開き加減ですが、肉厚はクリスプレタスと同様厚めです。

また、サラダ菜も同じ仲間で、葉の表面が滑らかで光沢があり、バターヘッドというタイプの玉レタスです。
サラダ菜より肉厚のバターレタスもこのタイプです。

サラダナ

レタス

サニーレタスやプリーツレタスなど

結球しないレタスで、葉肉が薄く、やわらかいのが特徴です。
また、幅広の葉の表面が縮れて波打っています。

プリーツレタスは葉に大きな切れ込みがあり、波打っているのが特徴で葉の縮れ具合が大きい。

立ちレタス

葉が長めの楕円形で、しまりの緩い結球タイプのレタスです。
コスレタス、ロメインレタスの名で売られています。

楕円形の葉は肉厚で歯触りがよい。
かすかな甘みと苦みがあります。

レタス(ステムレタス

結球しないタイプで葉は長めの楕円形です。
中国野菜のセルタスがこれにあたります。

掻きとった若い葉と、太らせた茎を食べます。
ちしゃとうも同じ仲間です。

レタスの食べ方・利用法

  • しんなりしてしまった葉は、氷水に漬けるとシャッキとします。
  • レタスを切るとき、包丁を使うと変色しやすくなります。
    レタスに含まれるポリフェノールと包丁の鉄分が酸化を促進する)
  • サニーレタスは炒めると赤黒く変色するので、火を使う料理には向かない。

レタスレシピ

レタスの辛み炒め

レタスと卵の簡単炒め物

レタスの選び方

色は淡いグリーンで芯の方まで色づいているもの。
芯の大きさが10円程度のもの。
大きいものは収穫遅れ。
芯の色が白くみずみずしく弾力のあるもの。
赤茶に変色しているものは、鮮度が落ちています。

レタス

レタスの洗い方

芯を手でくり抜き、底から水を流し込みながら洗う。


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